男
いい男を選ぶ際、自分自身を選択のフィルターに利用する方法がある。知り合った男に、次々と金を使ってみるのだ。私は、新しく男と知り合うと決まって大量の金をその男もしくはその男との「付き合い」に投じるようにしている。この方法は周囲の女医たちにも…
何故体重105キロの男が高く売れるんですか?という質問もよく受けるが、解答は非常に明快である。資本主義だから。お分かりいただけただろうか。それとも「は?」だろうか。資本主義において「普通」とか「よくある」とか「大多数」に何の意味もない、高…
仮に彼氏や夫がいたとしても、ふたりで無人島にでもしけこまない限り、必ず他のカッコいい男が登場する。そして登場した男が今彼や夫より魅力的なら、賢い女はあっさり乗り換える。この世は弱肉強食。男女関係にも資本主義がゴリゴリに効いているのだ。この…
これまでの私の人生で、最も数多く受けた質問がこれだ。何故、太った男なんかが好きなんですか。もう何千回返答したかわからない。LINEやSNSが登場してくれたお陰で、いちいち、ひとりひとり返答しなくても良くなったのは助かるが、代わりに質問の数…
精神科医として殊更、これだけは絶対だめと言っておきたいのは、自己肯定感が成熟していない男、これだけは絶対選んではいけない。 自己肯定感が成熟していない男は、自分自身を信じることができない。それどころか、自分を信じるという感覚すらわからないと…
会社に雇われずとも月30万程度の金を自力で稼げないような男を絶対に選んではいけない。貧困に落ちるのが目に見えている。例えば、資本主義の癌とも言われる「ブラック企業」の餌になっている男である。自力で稼げないと、会社の言いなりになるしか選択肢…
ぬけぬけと、愛されないなら愛したくない。などと言う男は即削除で良い。自己肯定感も、ここまで未熟だと精神科治療が必要なレベルである。誉められないなら努力したくない、とか、成功しないならチャレンジしたくない、も同じ。本気でそう思っているなら、…
他人の目を病的に気にすると、自分の判断による決定行動できない癖がつく。自分では何も、自信持って、判断決定できなくなるのだ。そうなるとヒトの精神は間違いなく病む。病んで働けなくなり貧困になるのは当然として、それ以上に、貧困の沼から這い出せな…
こういう↓↓↓反吐がでそうなセリフを平気で言う男は削除しないとだめである。報われる保証がないなら努力なんかしたくない。一流のアスリートや研究者が聞いたら、おまえ病気か?と呆れるだろう。気持ち悪いとすら思うだろう。それくらい狂気的な考え方である…
兄貴の凄いところは、自分が東大生だということを言わなかったことです。福ちゃんは振り返る。東大って普通自己紹介の冒頭に持ってくる、凡人ってそういうもんじゃないですか。でも兄貴は違う。そこに価値を感じてないんです。兄貴は散々言ってました。大学…
健全に子離れを果たした親を持つ福ちゃんの話をしている。銭湯で知り合った見知らぬ大学生山口君の自宅にその日のうちに転がりこんだ福ちゃん。のちのインタビューでその日のことをこう回顧している。股座に座っても怒鳴ったりするような男に見えなかったで…
山口君の秘蔵っ子「デブフク」こと福ちゃんも、自己肯定感抜群の男の子だ。福ちゃんが高校1年の時、部活帰りに時々立ち寄る銭湯で偶然山口君と出会った。その先頭は湯船がそれほど大きくないこじんまりした銭湯らしく、山口君が大股開きでくつろいでしまう…
これまで何度も「自己肯定感が健全に成熟した」男しか選んではいけないと述べてきた。理由は論文が1本かけてしまうほどある。中でも大事なのは、自己肯定感が健全に成熟した男は、人間関係に極めてオープンであることだ。例えば、その日知り合ったばかりの…
東京の娼年は全員、女の方から会いたいと言わせるスキルを身につけている。逆に言えばそのくらいできなければ客から1時間10万円以上の報酬を引っ張り出すなど無理である。例えばエース奥村君。自分の方から女を誘うような無粋な真似は絶対にしないと宣言…
健全に成熟した自己肯定感を持つ男の子と、忍耐強く人間関係を深めることが、自己肯定感が未成熟な女には必要である。特に「恋愛体質」と呼ばれる依存気質の女には。頼まれもしないのに当時の私はサキのためにサキに相応しい男を探した。今思えば相当恥ずか…
出会い系男がしばしば口にするこのセリフ。会わなきゃ何もわからない。一見正しそうに思えるこの考え方、実はこいつも昭和の価値観である。おそらく口にしている男は、意味をよくわかっていない状態で口にしているのだろう。会っても何もわからないだろう。…
恋愛にはパワーが必要と、よく言われる。従って、うつ病の最中に恋愛などできるはずがない。ところで、恋愛は何故、そんなにパワーを必要とするのか。愛されていると確信したいからである。確信したいから、頻回にメールが欲しがるし、頻回に会いたがる。そ…
しかし、一応父に相談してみることにした。というのは、相談したらどういう回答が返ってくるか、する前にわかっていたからだ。他人のプライバシーに首を突っ込むんじゃない。必ずそう言われると判っていた。そしてやっぱりそう言われた。確かにそうよね。今…
サキが全国模試の成績優秀者の圏外になるなど、ありえないことだった。初めて男を好きになるまでは。得意の数学では開成や麻布の男の子を差し置いてトップをとったことも数回あるくらいの秀才だったのに。私は見るも無残に打ちひしがれた彼女を遠目に見て、…
高校時代の親友のひとり「サキ」がそういうタイプだった。恋愛することで具合が悪くなり、成績まで大きく落とす。しかもそれを東大受験のこれからって時にやってるから、親友として黙っていられなくなった。あんた何してんの。大事な時期に。そんな体たらく…
男女の出会いのワクワクが持続するのは最初3ヶ月とよく言われる。俗に言う惚けの時期だ。それを過ぎると誰でも、だんだん正気に戻ってきて、あれ、私、何してんだろ?ってことになる。目の前の男が急に色褪せてくるのだ。よくある話である。そしてそこから…
キャリア女性に「唾を吐きかけられても許せる男」と形容させる奥村君の魅力は、頑張り方が「半端ない」ところだ。これは間違いない。「自分の腕の骨を砕く程のパンチを繰り出す男」と表現したらピンとくるかもしれない。私たちに「何でここまで頑張れるの」…
日が経つにつれ、奥村君の勢いが増している。顧客の脳に残る山口君の面影を完全にかき消す勢いだ。彼には申し訳ないが、当初私は奥村君をみくびっていた。さすがに、どんな男の子が現れたとしても、あの山口君を凌駕するなど不可能と思われた。奥村君、本当…
精神科医として暴力・支配男の摘発は使命だと思っている。彼らは自己肯定感が病的に未熟が故に、自分に全く自信がない。そして心理学者植木理恵が指摘するように、彼らはそんな自信の無い自分を補完するため恋人関係を利用する。要は「誰かに認めて欲しい」…
問題 あなたは恋人候補として以下のA君B君のいずれを選ぶか。直感でなく論理的に選べ。こういう設問にあなたはどう考え判断し回答するだろうか。A君は中学高校大学と普通普通普通で過ごし、大学では特に部活をするわけでもなく、専門も何となく経済学部にし…
とかく疑う男を選んではいけない。その男との関係は時間を浪費するだけだからだ。疑い深い男は、自己肯定感未熟のまま身体だけ大人になってしまったため、信じるという脳システムがじゅうぶん成熟しなかった。つまりその男はいつまで経ってもあなたを信じな…
精神科医として殊更警告するのは、自己肯定感が成熟していない男を選んではいけない。ということである。自己肯定感が成熟していない男は、自分自身を信じることができない。それどころか、自分を信じるという感覚すらわからないと言う致命的な欠陥を持って…
女と男に限らず、人と人が互いに意欲的に関係を深めていこうとする際、欠かせないのが相手に対する興味関心である。もちろんヒトに対してだけじゃなく、学問でも芸術でも昆虫微生物に対してでも、良質な興味関心は人間がハッピーに生きるのに不可欠なのだ。…
会社などに雇われずとも月10万程度を自力で稼げないようなバカを絶対に選んではいけない。不幸が目に見えている。例えば、資本主義の癌、ブラック企業の餌になっているような男である。自力で稼げない人たちは会社の言いなりになるしか選択肢がない。狂気…
まずは脳科学本の一節を読んでいただこう。ヒトの気質は、その人の経験する出来事に強い影響を与える。例えば、いつも活発で外向的で愛想の良い子に接する時、まわりはどんなふうに振る舞うだろうだろうか。おそらく、引っ込み思案であまり笑わない子どもに…