精神科医みそのれいの「失敗しない男選び」

男選びに失敗しまくる貴女のために

自己肯定感が健全に成熟してない男は削除

精神科医として殊更警告するのは、

自己肯定感が成熟していない男を選んではいけない。

ということである。

自己肯定感が成熟していない男は、自分自身を信じることができない。それどころか、自分を信じるという感覚すらわからないと言う致命的な欠陥を持っている。なので他者を信じることなど到底できず、

信じるための材料をくれ。
オレを信じさせてくれ。

などと大バカ野郎なことを平気で言う。


自分の判断で信じるのでなく、判断材料すら他人任せにしようと言うのである。信じるための材料を他者に求めるということは騙されても自業自得だという論理が理解できないのである。

自分自身を信じられなければ他者を信じるなど絶対に無理である。たまたま親兄弟を盲目的に信じたりする気分を味わうこともできるようだが、あくまでそれは盲目的という条件付きであって、信じるというシステムが健全に作動しているわけではない。なので相手を試すようなことをひっきりなしに言ったりやったりし、結局自分自身の価値を貶めていくのである。

自分を信じられず、他者も信じられないという脳みそが引き起こす人生最大の悲劇は、努力の継続ができないことである。これは致命的である。

努力の継続ができなければ何もやり抜くことができず、どれもこれも中途半端、食べかけの弁当や果物が部屋にどんどん溜まっていく様を想像して欲しい。まさに不健康、不潔である。何もやり抜けないということは自己肯定感も蓄積せず、アイデンティティも得られないということである。