誉めて欲しいとねだる男は削除
男女間の古い価値観に「女は男を立てるもの」というのがあるらしいが、この令和の御時世に、女に立ててもらわないと男として機能できないという男は、生存能力が低すぎるので削除するのがよい。
例えば、自分より優秀、自分より収入が多い、自分より社会的地位が上、そういう女を女性として認識できないフニャ男が激増中なのだ。
理由は簡単。
資本主義が進むにつれ二極化が顕となり、大多数の男が貧困化し、夢を掴むどころか夢すら見れなくなり、自己肯定感を喪失しているからだ。
自己肯定感を喪失すると、他者から褒められたり持ち上げられたりしないと、安心できないばかりか怒りすら感じるようになる、という現象を、私は精神科診察室で毎日見ている。
怒りが治らない。
信じることができない。
何でも疑ってかかってしまう。
これらは全て自己肯定感を喪失した者が口にする台詞である。
女が立てたいと思う男は、そういう哀れな男じゃない。そんな軟弱な男を立てたいと思う女が存在すると思っている脳みそがどうかしているのだ。
女が自ら立てたいと思う男というのは、自己肯定感を確実に積みあげ、健全な成長発達を遂げてきた男だけだということを知っていただきたい。