精神科医みそのれいの「失敗しない男選び」

男選びに失敗しまくる貴女のために

イマドキ優しさを売りにする男は削除

優しさを自分売りと説明する男がいまだに存在するのは、もはや滑稽以外の何物でもないのだが、彼らはそれが「ドン引きされる」自己紹介になっていることに気づかないほど、勉強というものをしないらしい。価値観の変遷に鈍感すぎる、いわゆるステレオタイプである。


出会い系では「「自己紹介にある棒グラフの「優しさ」が一番高い男は即刻削除」」が常識である。何故なら「優しさ」などというものは客観的確認も比較評価もできず、時代に高く評価される価値でもないからだ。なのに、出会い系の肝と言われる自己紹介の部分で、自らの「優しさ」棒グラフを1番高くしているのは、「他に価値がない男」と宣伝しているようなものである。


出会い系のようなオープンな出会い市場で結果を出すには、つまり、女と会い、関係を深め、恋仲になるためには、女が求める価値を持っていなければ選ばれない。つまり女の方からメールも、会う誘いもないということである。

 

しかも出会い系を利用する女のほとんどは貧困なので、求める価値は当然「金」「経済力」である。


だというのに、時給1300円とか月給30万円の仕事をしていては出会い系で選ばれるはずがない。そういう男を出会い系の女は欲しいと思っていないからである。こんな簡単な論理すらわからないから、詐欺られても仕方がないのだが、彼らはそこもわかっていなくて、詐欺師の方が悪いと思っている。


詐欺師は詐欺られる者が確実に存在しないと成り立たない仕事だということを彼らは知らないのだ。


優しさを売りするような男は不勉強かつ情報リテラシーが低い。そして体も鍛えていないからセクシーでも何でもない。別に年収1億じゃなくてもいいから、せめて体くらいは美味しそうな体にすればモテるだろうに、自らを鍛えるトレーニングするという頭もない。


一体全体、この人たちは酸素を吸って生きている生物なのかということすら、疑心暗鬼にすらなってくる。