勝組 高須克弥の名言
今日、座右の銘は何かと聞かれたら、
「今の怪しげなものが次の覇者」
という言辞だ。誰の言葉かと言うと、高須克弥。わかるだろうか。
の創始者、高須先生である。この言葉は高須先生の人生を凝縮したものではないだろうか。と言うのは、今でこそ美容外科というジャンルは医学の中で確固たるポジションを得ているが、高須先生が美容外科を始めた頃は、
出来損ないの医者、とか、異端児、
などと揶揄されたそうである。恐ろしい。例えばこうである。医学部を卒業した自分の息子が美容外科へ進むと言おうものなら、母親は、
いい加減にしなさい。美容外科なんかまともな医者がするもんじゃありません。あんなのは出来損ないの医者にやらせておけばいいの!!
とこんな調子だったのだろう。恐ろしい時代もあったものだ。医者を含め、国民の大多数は、美容外科を
怪しげなもの
と思っていたことは間違いない。私が座右の銘にしている「怪しげなもの」とはそう言う意味である。
大多数の他人の目。
近年、精神科に来るほとんどの人が
他人の目が気になる。
と泣きながら訴える。
高須先生の場合は、その他人の目の大多数バージョン、いわゆる世論という奴に随分こき下ろされたであろう。医者仲間からもバカにされたに違いない。そんなものに高須先生は負けなかったのである。凄い。物凄い精神力だと思う。脱帽だ。脱帽だなんて言ってる場合じゃない。私も見習わなくては、と思ったのが高須先生が誰かとの対談でこの台詞を発した時である。
世の女性たちに言いたい。
高須先生のような男を捕まえなさい。かっこいいでしょう。チャレンジャー、冒険者よ。英語でも日本語でも最高にかっこいい形容じゃない?私はそう思うね。
「失敗したくない」とか「失敗して白い目で見られたりバカにされるくらいならチャレンジそのものをしたくない」と言って精神科に来て泣く男とどっちを選ぶ?聞くまでもないでしょ。
安定第一とか言って公務員になりたいとか言ってる大学生と、医学部を卒業し、ほとんどの同級生が内科だ外科だに行く中、美容外科という新たなジャンルを切り開く道を選ぶ高須君のどっちを選ぶわけ?聞くまでもないことだと私は思うけどね。